まさかの言葉に耳を疑う。
女の子はくるくるとダンスを踊るように回転している。
『選べないなら、二人とつき合っちゃえばいいんだよ、お姉さん。これでハッピーエンドさ』
「い…いやいやいや、ちょっと待って待って!」
なんか今、とんでもない提案をされた気がする!
慌てて女の子に顔を近づけて、そのまま両の人差し指でバツ印を作った。
「ダメだよ二人とつき合うとか…!そういうのはよくないでしょ!」
『あれ、人の世界ではいけないことなのかい?』
「逆にあなた達の世界ではOKなの……?」
『料理によるかな!ボクなんて三人の女の子とつき合ってるようなものだから、特にそう思うのかもね』
___三人?
私の言葉に反応したかのように、視界の端でいくつかの姿が映った。
自然と視線がそちらへ向かう。



