からかわないでよ、千景くん。




「俺と組めばよかったのに。俺なら、怪我させない」



千景くんが、ぽつりとそう言った。



「え…」



声にならない声が漏れる。


その瞬間—— 千景くんは、貼り終えた絆創膏の上に、ちゅっとキスをした。



「へっ…!?きっ、汚いよ…!」



顔が一気に熱くなる。
膝よりも、心臓が痛いくらいにドキドキしてる。



「汚くないよ。顔真っ赤」



千景くんは、クスクス笑いながら私を見てくる。