ハビエル様に異性にだけ口下手になってしまうという、私の知られざる秘密(?)を伝えるために来たんだった……。
「あっ……あのっ……(手紙を持って来たので)読んでっ……(ください)」
もー、いやー! 目上だし年上なのに敬語を使えてない~! そういうつもりではないのに~!!
あまりに緊張して敬語を言えなくて馴れ馴れしい口調になったけれど、ハビエル様は不思議そうにするだけで特に気にしてなさそう。
なんて優しいの……どうか、どうか、ハビエル様には幸せになって欲しい。だって、実際はとても異性にモテてるのに、なぜかモテてないことになっているもの。
あまりにも、人生の楽しみを奪われていすぎるわ。
私は書いて来た手紙を、勇気を出してハビエル様へと手渡した。
「ああ……俺への手紙か! エリアスも喉が痛んでいると言っていたし、手紙を書いてくれたんだな。もう訓練は終わったから、俺の執務室に行こう。喉に良いお茶を出すように伝えるよ」
にこにこと笑ってハビエル様は、私の背を大きな手で押してくれた。何をしても格好良いし、なにより鍛え上げられた肉体美が間近で見るととても凄い。
「あっ……あのっ……(手紙を持って来たので)読んでっ……(ください)」
もー、いやー! 目上だし年上なのに敬語を使えてない~! そういうつもりではないのに~!!
あまりに緊張して敬語を言えなくて馴れ馴れしい口調になったけれど、ハビエル様は不思議そうにするだけで特に気にしてなさそう。
なんて優しいの……どうか、どうか、ハビエル様には幸せになって欲しい。だって、実際はとても異性にモテてるのに、なぜかモテてないことになっているもの。
あまりにも、人生の楽しみを奪われていすぎるわ。
私は書いて来た手紙を、勇気を出してハビエル様へと手渡した。
「ああ……俺への手紙か! エリアスも喉が痛んでいると言っていたし、手紙を書いてくれたんだな。もう訓練は終わったから、俺の執務室に行こう。喉に良いお茶を出すように伝えるよ」
にこにこと笑ってハビエル様は、私の背を大きな手で押してくれた。何をしても格好良いし、なにより鍛え上げられた肉体美が間近で見るととても凄い。



