何故だか、ハビエル様がとても嬉しそうなので私だって嬉しい。私はまだ上手く話せないけれど、出来るだけ意図をくみ取ってくれようと努力してくれた。
ハビエル様は格好良い上に、本当に可愛い。
そして、そんな時にも周囲の女の子たちの視線を集めるのも、容姿が良い彼にとってはお決まりのようでまったく気にしない様子だった。
……そうだ。マチルダ様のことを気が付いて居たとしたら、ハビエル様は自分が女性から好まれている事も知っていることになる。
それを、知らない振りもすることも。
そこがどうしても気になってしまった私は、馬車に乗っての移動中に、カツカツと音を立てて石板へ文字を書いた。
『ハビエル様。ご自分が女性にとても人気があることについて、自覚はありますか』
そこで私が何をしているのだろうと怪訝そうにしていたハビエル様は、その文章を見て驚いていた。
どうなのかしら……? どういう風に考えている……?
「……ああ。俺もシャーロットが好きだよ」
微笑んでそう言ったハビエル様は手で石板を貸して欲しいと示したので、私は戸惑いつつも彼に渡した。
ハビエル様は格好良い上に、本当に可愛い。
そして、そんな時にも周囲の女の子たちの視線を集めるのも、容姿が良い彼にとってはお決まりのようでまったく気にしない様子だった。
……そうだ。マチルダ様のことを気が付いて居たとしたら、ハビエル様は自分が女性から好まれている事も知っていることになる。
それを、知らない振りもすることも。
そこがどうしても気になってしまった私は、馬車に乗っての移動中に、カツカツと音を立てて石板へ文字を書いた。
『ハビエル様。ご自分が女性にとても人気があることについて、自覚はありますか』
そこで私が何をしているのだろうと怪訝そうにしていたハビエル様は、その文章を見て驚いていた。
どうなのかしら……? どういう風に考えている……?
「……ああ。俺もシャーロットが好きだよ」
微笑んでそう言ったハビエル様は手で石板を貸して欲しいと示したので、私は戸惑いつつも彼に渡した。



