「まあね……王家直属の隠密集団であろうが、彼らとて雇われている限り、給金が必要だし職務に必要な予算も税金から用意される。ある特定の文官は、それは職務上知っている事実だろうね」
なんだか、随分と周りくどい言い方をしたけれど、恐らくはエリアスは『王家の影』についての予算編成を見る事が出来る……だから、マチルダ様についている『影』の人数もある程度把握しているんだ。
「えっ……エリアスって、凄いんだね」
従兄弟エリアスがどんな仕事を城でしているか、まったく知らない私は驚くしかなかった。
それに、マチルダ様……税金で雇っている諜報員に、自分の恋路を手伝わせているんだ……! という、衝撃もありつつ。
「おいおい。それに、今初めて気がつきましたみたいに言うなよ……それで? シャーロットは、結局のところどうしたいんだよ。ハビエルはマチルダ様の恋心を知っていて、知らない振りをしていた。つまり、道化の振りをして周囲の目を欺いていたという事だ。最初会った時の彼の印象とは、全く違っていたんだろう?」
「その……色々あって、私の口下手なのも、可愛いって言ってくれて……」
なんだか、随分と周りくどい言い方をしたけれど、恐らくはエリアスは『王家の影』についての予算編成を見る事が出来る……だから、マチルダ様についている『影』の人数もある程度把握しているんだ。
「えっ……エリアスって、凄いんだね」
従兄弟エリアスがどんな仕事を城でしているか、まったく知らない私は驚くしかなかった。
それに、マチルダ様……税金で雇っている諜報員に、自分の恋路を手伝わせているんだ……! という、衝撃もありつつ。
「おいおい。それに、今初めて気がつきましたみたいに言うなよ……それで? シャーロットは、結局のところどうしたいんだよ。ハビエルはマチルダ様の恋心を知っていて、知らない振りをしていた。つまり、道化の振りをして周囲の目を欺いていたという事だ。最初会った時の彼の印象とは、全く違っていたんだろう?」
「その……色々あって、私の口下手なのも、可愛いって言ってくれて……」



