まさか同じクラスにこのアカウントについて知っている子がいるとは思わなくて、思わず前のめりになってしまいました。
「うん。リビングでお兄ちゃんが見てたの、偶然見ちゃったんだよね」
「八乙女さんのお兄さんって?」
「ここの3年生」
八乙女さんには年子の兄がいたんです。
私は初めてそれを知りました。
「でね、パスワードは確か〇〇〇〇じゃなかったかな?」
兄の手元を盗み見ていた八乙女さんが、記憶を手繰り寄せてくれました。
その番号を入力すると、鍵垢はすんなり開いたんです。
ですが書き込みを見た瞬間、妙なことに気が付きました。
「これってもしかして不特定多数の人が書き込んでる?」
「うん。リビングでお兄ちゃんが見てたの、偶然見ちゃったんだよね」
「八乙女さんのお兄さんって?」
「ここの3年生」
八乙女さんには年子の兄がいたんです。
私は初めてそれを知りました。
「でね、パスワードは確か〇〇〇〇じゃなかったかな?」
兄の手元を盗み見ていた八乙女さんが、記憶を手繰り寄せてくれました。
その番号を入力すると、鍵垢はすんなり開いたんです。
ですが書き込みを見た瞬間、妙なことに気が付きました。
「これってもしかして不特定多数の人が書き込んでる?」



