「なになに? またなにか調べもの?」
鍵付きSNSについて調べるためにやってきたのは3年生の教室です。
松本先輩とは廊下ですれ違えばちょっとした立ち話をする関係になっていたので、声をかけるのにそれほど緊張はしませんでした。
「はい。実はこういうのを見つけたんですけど、誰のアカウントか知りませんか?」
《怪異撲滅部隊
@kaii〇〇bo××
●●中学校3年生用
学校内でその怪異を発見した方はすみやかにここに書き込んでください。
ポストは非公開です》
スマホ画面を見た瞬間、松本先輩の顔色が青ざめました。
唇まで見る間に青くなった松本先輩は「なにも知らない。わからない」と小さな声で呟くと、口を抑えてトイレへと飛び込んでいきました。
鍵付きSNSについて調べるためにやってきたのは3年生の教室です。
松本先輩とは廊下ですれ違えばちょっとした立ち話をする関係になっていたので、声をかけるのにそれほど緊張はしませんでした。
「はい。実はこういうのを見つけたんですけど、誰のアカウントか知りませんか?」
《怪異撲滅部隊
@kaii〇〇bo××
●●中学校3年生用
学校内でその怪異を発見した方はすみやかにここに書き込んでください。
ポストは非公開です》
スマホ画面を見た瞬間、松本先輩の顔色が青ざめました。
唇まで見る間に青くなった松本先輩は「なにも知らない。わからない」と小さな声で呟くと、口を抑えてトイレへと飛び込んでいきました。



