今日の放課後のファミレスは、アカネちゃんを除く4人。
アカネちゃんの家に先生が訪問するらしく、万全を期して今日はアカネちゃんの家には行かないことにしたのです。
「いやー今日は暑かったね! ほんとファミレスは天国だよ。クーラー最高〜」
モモカちゃんがソーダを飲み干し、「くぅ〜」と唸る。
「体育の時間に、モモカが言ってたんだけどさ。もしかしたら、アカネにハブられた過去があるかもしれないって。アオイ何か知ってる?」
「いや、ハブられたとは言ってないじゃん。ミドリ、言いかた〜」
フフフ、ミドリちゃんとモモカちゃんの掛け合いは、いつ聞いても面白い。
「うーん……アカネと塾は一緒だったけど、当時は殆ど付き合い無かったしなあ。って言っても、今のポジションのような感じだったと思うよ。みんなの中心的な。——どうして? アカネの嫌われてるかもしれないって発言から?」
「そうそう。ちなみにモモカちゃんは中学生の時、仲良しグループに裏切られて、仲間はずれにされたんだって」
私の発言に、ミドリちゃんとモモカちゃんが「スミレのド直球キター」と笑っている。私は時々、変なところで笑いをとるようです。
その時、ピコーンと皆のスマホが一斉に鳴った。カラーズのグループLINEからだ。
——————————
昨日は本当にごめんね。
ミドリにもLINEで怒られたんだけど、みんなを疑うような事言っちゃって恥ずかしい。本当に本当にごめんなさい。
先生はさっき帰ったよ。もし良かったら今日でも明日でも明後日でも、いつでも遊びに来て! 美味しいアイス用意してるから!
——————————
アカネちゃんからだった。
「おー! ちょっとは元気になった感じじゃん! 良かった良かった!」
そう言って、『大丈夫だよ!』スタンプを押すモモカちゃん。
「ちゃんと反省できてんじゃん、良い子良い子」
ミドリちゃんは『気にすんな』スタンプ。
「これで一件落着かな。じゃ、今からアカネん家いこっか?」
アオイちゃんは『雨降って地固まる』スタンプを。
「いいね! 賛成!」
そして私は、『今から行きます!』スタンプを押した。
アカネちゃんの家に先生が訪問するらしく、万全を期して今日はアカネちゃんの家には行かないことにしたのです。
「いやー今日は暑かったね! ほんとファミレスは天国だよ。クーラー最高〜」
モモカちゃんがソーダを飲み干し、「くぅ〜」と唸る。
「体育の時間に、モモカが言ってたんだけどさ。もしかしたら、アカネにハブられた過去があるかもしれないって。アオイ何か知ってる?」
「いや、ハブられたとは言ってないじゃん。ミドリ、言いかた〜」
フフフ、ミドリちゃんとモモカちゃんの掛け合いは、いつ聞いても面白い。
「うーん……アカネと塾は一緒だったけど、当時は殆ど付き合い無かったしなあ。って言っても、今のポジションのような感じだったと思うよ。みんなの中心的な。——どうして? アカネの嫌われてるかもしれないって発言から?」
「そうそう。ちなみにモモカちゃんは中学生の時、仲良しグループに裏切られて、仲間はずれにされたんだって」
私の発言に、ミドリちゃんとモモカちゃんが「スミレのド直球キター」と笑っている。私は時々、変なところで笑いをとるようです。
その時、ピコーンと皆のスマホが一斉に鳴った。カラーズのグループLINEからだ。
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昨日は本当にごめんね。
ミドリにもLINEで怒られたんだけど、みんなを疑うような事言っちゃって恥ずかしい。本当に本当にごめんなさい。
先生はさっき帰ったよ。もし良かったら今日でも明日でも明後日でも、いつでも遊びに来て! 美味しいアイス用意してるから!
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アカネちゃんからだった。
「おー! ちょっとは元気になった感じじゃん! 良かった良かった!」
そう言って、『大丈夫だよ!』スタンプを押すモモカちゃん。
「ちゃんと反省できてんじゃん、良い子良い子」
ミドリちゃんは『気にすんな』スタンプ。
「これで一件落着かな。じゃ、今からアカネん家いこっか?」
アオイちゃんは『雨降って地固まる』スタンプを。
「いいね! 賛成!」
そして私は、『今から行きます!』スタンプを押した。



