クールな王子様からの溺愛なんて、聞いてません!!


少し頬を赤く染めて、早瀬くんが日向ちゃんに話しかけている。


「はあ?なんであんたと食べなきゃいけないのよ。ね、華子…華子?」


日向ちゃんの問いに答えることもなく、私はお弁当の袋をぎゅっと握ったまま視線を落とした。


「あ、蓮来た。おせーよ…って、えっ、華子ちゃん!?」