皆もうかなり疲れてきているのが分かってい
たのだ。潮時なのだろう。これ以上意地を張
ってもいい事は何もない。
もう少し子供達が大きくなるまでは我慢して
も、今度同じような事が起きたなら問答無用
で出ていくとユミアはアウスレッドに宣言し
た。
アウスレッドは
「二度とこんな事は起きない。ユミアを愛し
てるんだ。何より大切だとよくわかったユミ
アがいないと何もやる気にはなれない。本当
言うと子供達が少し羨ましいんだ」
「なにが?」
「だっていつもユミアを二人占めしてるだろ
おっぱいだって、ずっと二人の物なんだから
いつも一人で寝て僕だって寂しいんだよ」
「あら、だから伯爵ご令嬢を誘ったの?」
「何言ってんだよ。あれはちょっと油断して
しまったんだよ。薬を盛られたんだぞ」
少ししてからアウスレッドは少し嬉しそうに
「ねえ、それって嫉妬してくれたの?」
「そんな訳ない。レッドの馬鹿」
「ごめんごめん。すぐに湯あみしてくるから
今晩はユミアと一緒に寝てもいい?」
「仕方がないわね。二階の一番端の部屋よ。
上がって左の」
「うん、わかった。すぐに行くから、待っ
てて」
アウスレッドは心底嬉しそうにそう言うと
浴室にすっ飛んで行った。
たのだ。潮時なのだろう。これ以上意地を張
ってもいい事は何もない。
もう少し子供達が大きくなるまでは我慢して
も、今度同じような事が起きたなら問答無用
で出ていくとユミアはアウスレッドに宣言し
た。
アウスレッドは
「二度とこんな事は起きない。ユミアを愛し
てるんだ。何より大切だとよくわかったユミ
アがいないと何もやる気にはなれない。本当
言うと子供達が少し羨ましいんだ」
「なにが?」
「だっていつもユミアを二人占めしてるだろ
おっぱいだって、ずっと二人の物なんだから
いつも一人で寝て僕だって寂しいんだよ」
「あら、だから伯爵ご令嬢を誘ったの?」
「何言ってんだよ。あれはちょっと油断して
しまったんだよ。薬を盛られたんだぞ」
少ししてからアウスレッドは少し嬉しそうに
「ねえ、それって嫉妬してくれたの?」
「そんな訳ない。レッドの馬鹿」
「ごめんごめん。すぐに湯あみしてくるから
今晩はユミアと一緒に寝てもいい?」
「仕方がないわね。二階の一番端の部屋よ。
上がって左の」
「うん、わかった。すぐに行くから、待っ
てて」
アウスレッドは心底嬉しそうにそう言うと
浴室にすっ飛んで行った。



