でもアウスレッドはそんな潔いユミアも愛し
ているのだ。
決して自分を誇張しない謙虚すぎるくらいな
のだが、ユミアのしてきた事は誰にでもでき
る訳ではない。
受けた恩を忘れずそれ以上を返そうとする。
血も繋がっていないサリーヌを妹のように大
切にしてサリーヌと暮らして行く為に、”シ
ャウルー”をやり始めたのだと思う。
そしてそれを十分に成功させているのだ。
すごいと言うしかない。そんな妻を本当に誇
りに思う。
そして二人はその1年後に男の事と女の子の
双子を授かった。
男の子はアライアス、女の子はユリアンナと
名付けられた。
二人とも金色のキラキラした髪に青い瞳の色
まるでアウスレッドのミニチュアみたいに、
そっくりなのだ。三人でいると笑ってしまう
レベルで似ている。
「ねえ、私の要素はどこに行っちゃったん
だろう。どこも似てないよね」
とユミアが拗ね気味に言うと
「ユリアンナは頑固そうだから、その辺が
ユミアに似たのかもね」
「頑固なのはレッドもじゃない」
「あはは。そうか、じゃあ二人の子に間違い
ないね」
「何よそれ、変なの」
そう言い合いながら、二人の子供を見つめる
ユミアとアウスレッドは、こんな喜びや幸せ
があることに感動していた。
ているのだ。
決して自分を誇張しない謙虚すぎるくらいな
のだが、ユミアのしてきた事は誰にでもでき
る訳ではない。
受けた恩を忘れずそれ以上を返そうとする。
血も繋がっていないサリーヌを妹のように大
切にしてサリーヌと暮らして行く為に、”シ
ャウルー”をやり始めたのだと思う。
そしてそれを十分に成功させているのだ。
すごいと言うしかない。そんな妻を本当に誇
りに思う。
そして二人はその1年後に男の事と女の子の
双子を授かった。
男の子はアライアス、女の子はユリアンナと
名付けられた。
二人とも金色のキラキラした髪に青い瞳の色
まるでアウスレッドのミニチュアみたいに、
そっくりなのだ。三人でいると笑ってしまう
レベルで似ている。
「ねえ、私の要素はどこに行っちゃったん
だろう。どこも似てないよね」
とユミアが拗ね気味に言うと
「ユリアンナは頑固そうだから、その辺が
ユミアに似たのかもね」
「頑固なのはレッドもじゃない」
「あはは。そうか、じゃあ二人の子に間違い
ないね」
「何よそれ、変なの」
そう言い合いながら、二人の子供を見つめる
ユミアとアウスレッドは、こんな喜びや幸せ
があることに感動していた。



