僕の愛しい泥棒娘

今住み込みの女性が、サリーヌも入れて5人
になったので、元の店の2階には3人裏の家
にはサリーヌとミリアが住んでいる。

王妃様用に改装された豪華な王妃様の部屋
はユミアが帰って来た時用にと開けてくれ
ている。

その必要なはいと言うのだが、あまりに豪華
すぎて落ち着かないそうだ。

今はビーズなどの作業部屋につかう事もある
らしい。

裏の家の方がキッチンもダイニングも広く、
リビングもあるので住み込みのスタッフは皆
で当番制にして夕食を作っている。

前の家の方のキッチンはカフェ用としてダイ
ニングはスタッフが、ランチを順番に食べる
所にして上手く利用しているようだ。

カフェが広くなればスイーツの得意なシェフ
も入れるつもりなので、お昼は皆の分もまか
ないで作ってもらえるようにと思っている。

カフェの店員も孤児院の男の子が、2人来て
くれていて一人はサリーヌを手伝って作る方
に回ってもらっているが、シェフが決まった
ら見習いにして欲しいと言っているようだ。

サリーヌも手が空くので全体を見て仕入れや
店長としての仕事に専念できる。

もう一人カフェのウエイター兼、経理もでき
る男の子が入る予定だ。

男の子たちは全員孤児院の出身者なので皆
仲がいい。近くに家を借りて3人で暮らす
方向で今探しているそうだ。

“シャウルー”はユミアやサリーヌが接客態度
に厳しく躾けたので、お客様には“シャウル
ー”の店員は感じがいいと評判なのが嬉しい