僕の愛しい泥棒娘

アウスレッドと心も体も一つになった事で、
ユミアは自信と勇気を持つことができた。

アウスレッドを諦めずに周りの人の事も考え
一番納得できる方法を模索する事、でも最後
は二人の気持ちを優先する事をアウスレッド
に約束させられた。

愛を貫くことができなければ、どういう事に
なったとしてもその結果は意味がないと言う
事だと、アウスレッドがユミアに納得させた

それからアウスレッドとユミアは二人で、
“シャウルー”の裏の家、王妃が避難していた
家に暮らし始めた。

そして周りの人達と話し合いを持った。

ユミアの随一の家族のサリーヌは二人の結婚
に大賛成で、何でも協力すると言ってくれた

まずダミアサール家では、シムソニアが公爵
家を継ぐのは構わないが、アウスレッドが籍
を抜く必要はない事、またユミアとの結婚も
問題ないと言ってもらえた。ミアリーヌ様も
シャウリーヌ嬢も大賛成で、二人が隣国に住
む必要もない事このエクスポリア国で、最初
にユミアが予定していたように貴族向けの
“シャウルー”の2号店を開店させればいいの
だと言って、それが楽しみだとウキウキする
始末だった。

宰相と国王の話し合いには第二王女も参加す
るという事で公爵様もメアリーヌ様もユミア
が心配だから、一緒に行くと言って下さった

その話し合いは王宮で行われた。

「宰相も国王も私がこのままの職に就けば
文句ないんですね」

とまずアウスレッドが口火を切った。

「そうだ。その為には平民になるのは、認
められない。将来の宰相が平民では貴族の
議会で引っ張てはいけないだろう」