「じゃあ僕達の幸せはどうなるんだ。僕達の
気持ちや心は?愛する事がそんなに悪い事な
のか?ユミアがいないと僕は死んでしまうよ
ユミアがいるから頑張れるんだ。ユミアがい
るから息ができるんだ。ユミアが側にいない
ならこの国がどうなったって僕は何とも思わ
ない」
ユミアはアウスレッドの強い想いにどうする
べきかわからなくなってしまう。
「私が頑張ってどこかの貴族の養女になって
公爵家に嫁げばいいんでしょうか?」
「ユミアはそうしたいの?建国祭の日のドレ
スを着つけてもらってるのを見てたら少しも
楽しくなさそうだったよ。どんな高価なドレ
スや宝石を見に着けてもきっとユミアは嬉し
くなんてないんだろうなって僕はそう思って
見ていたんだ。ユミアは泣きそうになってた
よね。そんなに無理して公爵家に来てくれて
も、ユミアは幸せにはなれないよ」
「そうだよね。メアリーヌ様やシャウリーヌ
様が綺麗って言って下さっても自分じゃない
みたいでなんか悲しくなってしまったの。
皆さんに申し訳なくて…」
「うん、わかるよ。でも僕は平民でも貴族で
もどっちだってユミアと一緒なら幸せで楽し
いんだ。隣国で新しいお店を始めるユミアを
助けて商会を立ち上げてもいいかとも思って
いるんだ。僕はきっと商売にも向いている。
ユミアと大陸一番の商会にして、そういう方
面でエクスポリア国を支えるのもありだと思
うんだ。何も宰相になるだけが国の為になる
なんて事はないよ。大抵の場合宰相の仕事は
決済をするだけのもので、何事かあった時は
責任が重大だけどね。それも宰相一人の判断
では出来ないんだ。その都度関係各所の長と
の話し合いで解決するんだ」
気持ちや心は?愛する事がそんなに悪い事な
のか?ユミアがいないと僕は死んでしまうよ
ユミアがいるから頑張れるんだ。ユミアがい
るから息ができるんだ。ユミアが側にいない
ならこの国がどうなったって僕は何とも思わ
ない」
ユミアはアウスレッドの強い想いにどうする
べきかわからなくなってしまう。
「私が頑張ってどこかの貴族の養女になって
公爵家に嫁げばいいんでしょうか?」
「ユミアはそうしたいの?建国祭の日のドレ
スを着つけてもらってるのを見てたら少しも
楽しくなさそうだったよ。どんな高価なドレ
スや宝石を見に着けてもきっとユミアは嬉し
くなんてないんだろうなって僕はそう思って
見ていたんだ。ユミアは泣きそうになってた
よね。そんなに無理して公爵家に来てくれて
も、ユミアは幸せにはなれないよ」
「そうだよね。メアリーヌ様やシャウリーヌ
様が綺麗って言って下さっても自分じゃない
みたいでなんか悲しくなってしまったの。
皆さんに申し訳なくて…」
「うん、わかるよ。でも僕は平民でも貴族で
もどっちだってユミアと一緒なら幸せで楽し
いんだ。隣国で新しいお店を始めるユミアを
助けて商会を立ち上げてもいいかとも思って
いるんだ。僕はきっと商売にも向いている。
ユミアと大陸一番の商会にして、そういう方
面でエクスポリア国を支えるのもありだと思
うんだ。何も宰相になるだけが国の為になる
なんて事はないよ。大抵の場合宰相の仕事は
決済をするだけのもので、何事かあった時は
責任が重大だけどね。それも宰相一人の判断
では出来ないんだ。その都度関係各所の長と
の話し合いで解決するんだ」



