しかし1/3の賛成があるのは見過ごせない。
騎士団の方はどんな様子なのだと問うと幹部
の者は緊張状態だが、下の者はそういう状態
ではないと言う。
騎士団はどちらかというと貴族の坊ちゃんの
拍付けの意味が強く練習もあまりきちんとや
れていないし、王都の見回りがほとんどで、
平和な国であるバンダイナム国では、盗賊団
などもいないので弛みきっているという報告
であった。
それを聞いてアウスレッドは一つの提案をし
た。
「騎士団の精鋭で合同演習をすると持ち掛け
るのです。我が国の騎士団の強さや統率力、
そして騎士として皆鍛えているので、体躯も
筋肉マッチョです。それを見せつけるだけで
相手のヒョロヒョロ騎士は、真っ青になるで
しょうね。これで戦争にでもなったらどうな
るか、皆嫌という程分かると言う物です」
それを聞いて総長はご満悦に笑い出して
「あはは、アウスレッド。それはいい考えだ
な。目にもの見せてやる。ついでに鉄鉱山の
鉄で作った銃剣や大砲、盾などの装備品も見
てもらったらどうだ」
「それはいいですね。大砲を10門並べて展示
しましょう。我が国に戦争を仕掛けても勝ち
目が無いと分からせれば、それでいいんです
よ」
「さすがアウスレッド、ではすぐに国王より
親書を送ってもらいましょう。手紙はお前が
書いてくれるな、でもどんな理由で呼びつけ
るんだ」
騎士団の方はどんな様子なのだと問うと幹部
の者は緊張状態だが、下の者はそういう状態
ではないと言う。
騎士団はどちらかというと貴族の坊ちゃんの
拍付けの意味が強く練習もあまりきちんとや
れていないし、王都の見回りがほとんどで、
平和な国であるバンダイナム国では、盗賊団
などもいないので弛みきっているという報告
であった。
それを聞いてアウスレッドは一つの提案をし
た。
「騎士団の精鋭で合同演習をすると持ち掛け
るのです。我が国の騎士団の強さや統率力、
そして騎士として皆鍛えているので、体躯も
筋肉マッチョです。それを見せつけるだけで
相手のヒョロヒョロ騎士は、真っ青になるで
しょうね。これで戦争にでもなったらどうな
るか、皆嫌という程分かると言う物です」
それを聞いて総長はご満悦に笑い出して
「あはは、アウスレッド。それはいい考えだ
な。目にもの見せてやる。ついでに鉄鉱山の
鉄で作った銃剣や大砲、盾などの装備品も見
てもらったらどうだ」
「それはいいですね。大砲を10門並べて展示
しましょう。我が国に戦争を仕掛けても勝ち
目が無いと分からせれば、それでいいんです
よ」
「さすがアウスレッド、ではすぐに国王より
親書を送ってもらいましょう。手紙はお前が
書いてくれるな、でもどんな理由で呼びつけ
るんだ」



