それから私達は、また付き合い始めた。 結婚は琉珂が学生だったのもあり、卒業してから結婚しようと決めた。 それから、お互いの両親を説得した。 駆け落ちをした私達の事を、お互いの両親は良く思ってなかった。 けれど毎日、お互いの家を行き来した甲斐もあって、両親達は私達の事を認めてくれた。 そして二年後… 琉珂の卒業式が終り、私達は小学校に来た。 琉珂が、行きたい所があると、ここへ連れて来た。 「懐かしいね…。」