バレリーナ*ララ

「ついた!」

モコがそういうと、目の前にはみずうみがひろがっていました。

みずうみの水面には、星空がうつっています。

「わ〜、きれい。まるで星空のじゅうたんをしいているみたい」

ララは目をかがやかせます。

「でも、モコ。ぶたいっていっても、わたしはバレエのよういはなにももってきていないよ?」

ララがたずねると、モコはじしんまんまんに自分のむねをぽんっとたたきました。

「それなら、ぼくにまかせてよ!」

モコにはなにか考えがあるようです。

「ララ、ここにくるまでの道でひろったものをだしてみて」

モコにいわれて、ララはポシェットからとりだします。

白い羽、白い花、キラキラの石。

「これでぜんぶだね。じゃあ、いくよ」

モコがそういって両手をぱちんとたたくと、なんとそれらのかたちがかわったのです。

白い羽は、真っ白なバレエいしょうのチュチュに。

白い花は、真っ白なバレエタイツに。

キラキラ石は、水色のトゥシューズに。

「すごい、モコ!それに、とってもかわいい!」

これだけそろえば、バレエの練習ができます。

ララはさっそくきがえました。

「ララ、にあってるよ」

「ありがとう、モコ」

いしょうにきがえたララはにこりと笑います。

「こっちにおいでよ、ララ」

モコがみずうみの上でまっています。

しかし、ララはそちらにはいけません。

「だめだよ、モコ。いしょうがぬれちゃう」

「大丈夫だよ。ララがはいているのは、まほうのトゥシューズだから」

モコはララに向かって手をふります。

ララはふしぎに思いながらも、足を一歩をみずうみに入れました。

すると、おどろいたことに水の上を歩けるのです。

「本当だ!」

ララはうれしくなってみずうみの上をおどるようにかけます。

水の音、風の音、木の葉っぱがゆれる音。

ここちよいそれらの音すべてが、ララには音楽のようにきこえました。

それにあわせて、ララはおどります。

みずうみには、かれいにおどるララのすがたがうつっていました。


【まちがいさがし:ふたつのイラストをみくらべて、まちがいを4つみつけてね】