はっぴょうかい当日。
ミアはセシリアが仕立ててくれたにじ色のチュチュをきています。
「ミアのチュチュ、すごくきれい」
「ビーズもかわいいし、ミアに似合ってるね」
いっしょにぶたいに立つ友だちが、口々にほめてくれます。
「ありがとう」
さぁ、いよいよ本番です。
ミアはぶたいそでにあるかがみの前に立ち、大きくしんこきゅうしました。
・ー☆ー・ー☆ー・ー☆ー・
【もんだい】
まちがいさがし
チュチュをきているミア。かがみの中と、ちがうところが5つあるよ。
・ー☆ー・ー☆ー・ー☆ー・
とってもきんちょうして、ドキドキしてきました。
(どうしよう。じょうずにおどれるかな……)
まちがえてしまったらどうしよう。
もしも、ころんでしまったら……?
そんな不安が、おしよせてきます。
うつむくと、にじ色にかがやくチュチュが目に入りました。
(そうだ、わたしには、おうえんしてくれるともだちがいるんだ)
セシリアのことばを思い出します。
だれかを笑顔にするためには、じぶんがたのしむことが1ばんたいせつ。
それは、ミアにとってたいせつな心のささえになっています。
「よーし! たのしんでおどろう!」
ミアのじゅんばんがやってきました。
スポットライトにてらされ、まぶしさに目をほそめます。
たくさんの人がすわるきゃくせきには、セシリア、ココ、ティアラ姫、メェトルもいました。
みんな、ミアをまっすぐに見つめています。
(みんなに、笑顔をとどけるよ!)
おんがくがながれ、ミアはおどりはじめました。
ミアがうごくたびに、チュチュがキラキラと光をはなち、ミアのバレエをよりすてきに見せてくれます。
おどりおわると、きゃくせきからは、われんばかりのはくしゅがおくられました。
「ミアー! さいこうだったよー!」
「じょうずだったぽーん!」
「ミア、すてきよ!」
「さすがでございます」
きゃくせきから、みんなが笑顔でさけんでいます。
「わたしも、すっごくたのしかった!」
ミアは、まんめんの笑みでさいごのおじぎをしました。
Fin.


