ふたりがおりたったのは、まほうの国にあるレインボーフォレスト。
木も花も、見わたすかぎり、すべてがにじ色です。
森のおくには、キラキラとかがやくレインボーキャッスルも見えます。あのお城には、すてきなお姫さまが住んでいるといいます。
「すっごくキレイ! なんてすてきなばしょなの!」
思わずおどりたくなってしまいます。
ミアがとびはねるよこで、ココがたぬきのすがたにもどりました。
「ミアは、バレエが大好きなんだね」
「うん。わたしのゆめは、わたしのおどりでみんなを笑顔にすることなの。でも、うまくおどれるじしんがなくて……」
おどることは大好きだけど、レッスンでは、よく先生にちゅういされてしまいます。
「明日のはっぴょうかいも、うまくいくか不安でいっぱいなの」
「だいじょうぶ! わたしがかわいいチュチュをつくってあげる。それをきれば、きっとじょうずにおどれるよ」
セシリアはにっこり笑ってミアをはげましました。
「だれかを笑顔にするには、じぶんがたのしむことが1番たいせつなんだって、おばあちゃんが言ってたの。ミアにぴったりのチュチュを仕立てるから、たのしんでおどって!」
「うん、ありがとう! なんだか、ほんとうにじょうずにおどれそうな気がしてきた」
セシリアのおかげで、ミアはゆうきがわいてきました。
「それじゃ、さっそくレインボークロスをさがすぽんっ」
「レインボークロスって、どこにあるの?」
「それが、場所まではレシピにのってなくて」
こんどは、セシリアがしょんぼりとかたをおとしました。
「ごめんね。仕立てるのはとくいなんだけど、ざいりょうを見つけるのはにがてなの」
「じゃあ、いっしょにさがそう」
「おいらもてつだうぽんっ」
そうして、3人でいろいろなところをさがしました。
・ー☆ー・ー☆ー・ー☆ー・
【もんだい】
絵の中に、花かんむり、トウシューズ、チュチュにぬいつけるビーズがかくれているよ。
さがしてみよう!
・ー☆ー・ー☆ー・ー☆ー・
お花畑に、みずうみのほとり、森のおくにも入ってみました。
花かんむりやトウシューズ、ビーズは見つけられましたが、レインボークロスはなかなか見つかりません。
「うーん、見つからないね」
「どうしよう、はっぴょうかいは明日なのに……」
たのしくたんけんしながらレインボークロスをさがしていたミアも、しだいに不安になってきました。
あたらしいチュチュがなければ、ぶたいに立てないのです。
すると、とつぜん、うしろから声がきこえました。
「レインボークロスをおさがしなら、わたしがご用意しましょう」
ミアとセシリアがふりかえると、そこにはちいさなヒツジが立っていました。
まっしろなモコモコのヒツジはメガネをかけ、テイルコートとよばれる黒い服をきています。
「あなたは?」
「わたしはティアラ姫さまのしつじ、メェトルです。あなたたちにお願いがあるのです」
メェトルはいいました。
「ティアラ姫さまは今、笑顔をなくしてしまっています」
「笑顔を?」
レインボーキャッスルに住むお姫さまは、お城をおとずれる人が少ないさみしさから、たのしいという気持ちをわすれてしまったといいます。
「どうか、姫さまに笑顔をとりもどしてほしいのです。それができたら、レインボークロスをプレゼントします」
すると、セシリアはこまったように言いました。
「笑顔をとりもどすって、いったいどうしたらいいんだろう?」
「おいらが、へんな顔をしてみようか?」
「うーん」
セシリアとへんな顔をしているココが、うでをくんでなやんでいます。
そこで、ミアは言いました。
「あのね、わたしにかんがえがあるの」


