覚悟を決めた夏、あの空の向こうに



「あんなに楽しそうな笑顔の真央、ひさしぶりにみたぜ」


 いつも、お兄さんみたいな存在で妹を見守ってくれていた賢斗くんが、まぶしい笑顔で教えてくれた。


「うん、ありがとう」


 私は笑顔でお礼を言いながら微笑みかける。

 なんだか、賢斗くんの顔が赤くて恥ずかしがってるみたい。


「どうしてだろう?」



 私たちは飽きもせずに砂浜で遊び続けていた。




 いままで、失われた時間を取り戻すかのように……