覚悟を決めた夏、あの空の向こうに



 目の前で、自分のお姉ちゃんが……

 なんて思ってしまったんだよね。ほんとうにゴメン。

 悪い想像をするのはやめよう、前向きに行くんだ。



「これからもよろしくね、大切な妹……」



 静かに私はつぶやいて、真央の腰に両手を回しながら強く体を抱き寄せて涙を流した。

 真央と私が泣き止むまで、周りを囲んで見守ってくれてた近所の子たち。



 命を救ってくれた賢斗くんイガちゃん、近所の男の子たち。




 みんなには言葉で伝えられなかったけど、心から感謝しています……