「あんまり遅くなると危ねぇから」
「大丈夫。怖かったら朝まで居るから…」
「うん、じゃあそうしな。その方が俺も安心だし」
「うん…」
「みぃちゃん…」
視線を落とした私の前に翔の顔が現われ、私は少しだけ視線を上げる。
膝を付いて屈んで私の顔を覗き込む翔は口角を上げ軽く私の頭を撫でる。
「頑張れよ」
「……」
「あんまり、みぃちゃんにはいい事してねぇし、辛い思いもいっぱいさせたけど」
「ううん。そんな事ないよ。助けてもらってばかりの日々だったよ」
「もっと一緒に居る時間、増やせばよかったけど。…ごめんな」
「……」
「みぃちゃんと出会って今まで楽しかった。出逢ってくれてありがとう」
「私も、楽しかったよ」
「あっちに行ってもちゃんと食えよ。じゃあ、バイバイ」
そっと私の頭から翔の手が離れて行く。
“バイバイ”
その言葉がもう二度と会えない様に感じた私は、
「…翔!!」
そう叫んで玄関に向かって行った翔を追いかけた。
今から靴につま先を入れようとする翔は足を止め、ゆっくりと振り返る。
「どした?」
「翔が行かないでって言ったら私行かない!翔が居てって言うなら私行かない!!今からでも辞めて翔と居る!」
そう叫んだ声に翔はさっきとは裏腹に優しく笑みを漏らした。
「大丈夫。怖かったら朝まで居るから…」
「うん、じゃあそうしな。その方が俺も安心だし」
「うん…」
「みぃちゃん…」
視線を落とした私の前に翔の顔が現われ、私は少しだけ視線を上げる。
膝を付いて屈んで私の顔を覗き込む翔は口角を上げ軽く私の頭を撫でる。
「頑張れよ」
「……」
「あんまり、みぃちゃんにはいい事してねぇし、辛い思いもいっぱいさせたけど」
「ううん。そんな事ないよ。助けてもらってばかりの日々だったよ」
「もっと一緒に居る時間、増やせばよかったけど。…ごめんな」
「……」
「みぃちゃんと出会って今まで楽しかった。出逢ってくれてありがとう」
「私も、楽しかったよ」
「あっちに行ってもちゃんと食えよ。じゃあ、バイバイ」
そっと私の頭から翔の手が離れて行く。
“バイバイ”
その言葉がもう二度と会えない様に感じた私は、
「…翔!!」
そう叫んで玄関に向かって行った翔を追いかけた。
今から靴につま先を入れようとする翔は足を止め、ゆっくりと振り返る。
「どした?」
「翔が行かないでって言ったら私行かない!翔が居てって言うなら私行かない!!今からでも辞めて翔と居る!」
そう叫んだ声に翔はさっきとは裏腹に優しく笑みを漏らした。



