刻々と時間は過ぎ、翔が仕事へ向かう途中、翔が私を家まで送ってくれた。
“ありがとう”と言う私に翔はフワッと私を抱きしめ唇を交わす。
何度も重ね合わす唇が何故か幸せだと思うより先に涙が溢れそうだった。
潤む瞳を押さえながら、私は翔の首に腕を回す。
でも、そこでタイムリミットだったのかも知れない。
秘かに鳴り続ける翔のスマホの音に、私は翔の身体から体を離す。
「ごめん。もう時間だわ」
どうやら時間を知らせるアラームだった。
申し訳なさそうに言う翔に首を振り、私はドアに手を掛ける。
「また…ね」
「あぁ。おやすみ」
頭をクシャっと撫でる翔に頷いて、私は車から降りて発進して行く翔に手を振った。
あと、手を振るのも何回だろう…
そう思うと自然にため息が零れ落ちた。
翔の車が見えなくなると、私は家の中へと足を踏み入れる。
いっきに身体の力が全身から抜け落ちた時、
「おかえり」
ママの明るい声でハッと我に返る。
「ただいま」
「卒業おめでと。美咲の好きなクリームシチュー作ったわよ」
靴を脱ぎ捨てる私にママは微笑んでそう問い掛ける。
「うん。ありがと。鞄置いて来る」
「分かった」
階段を上りながら背中でママの声を聞き、私は自分の部屋に行ってすぐベッドに倒れ込んだ。
“ありがとう”と言う私に翔はフワッと私を抱きしめ唇を交わす。
何度も重ね合わす唇が何故か幸せだと思うより先に涙が溢れそうだった。
潤む瞳を押さえながら、私は翔の首に腕を回す。
でも、そこでタイムリミットだったのかも知れない。
秘かに鳴り続ける翔のスマホの音に、私は翔の身体から体を離す。
「ごめん。もう時間だわ」
どうやら時間を知らせるアラームだった。
申し訳なさそうに言う翔に首を振り、私はドアに手を掛ける。
「また…ね」
「あぁ。おやすみ」
頭をクシャっと撫でる翔に頷いて、私は車から降りて発進して行く翔に手を振った。
あと、手を振るのも何回だろう…
そう思うと自然にため息が零れ落ちた。
翔の車が見えなくなると、私は家の中へと足を踏み入れる。
いっきに身体の力が全身から抜け落ちた時、
「おかえり」
ママの明るい声でハッと我に返る。
「ただいま」
「卒業おめでと。美咲の好きなクリームシチュー作ったわよ」
靴を脱ぎ捨てる私にママは微笑んでそう問い掛ける。
「うん。ありがと。鞄置いて来る」
「分かった」
階段を上りながら背中でママの声を聞き、私は自分の部屋に行ってすぐベッドに倒れ込んだ。



