その後、私は着くまで何も話さなかった。
ただ、窓の外をぼんやりと眺めてた。と、同時に少しずつ落ちていく重い瞼とともに身体からも力が抜けていく様な感覚に襲われた。
「…ちゃん。みぃちゃん」
遠い記憶から少しずつ聞こえてくる声にぼんやりと視界が広がる。
まだ意識が朦朧とする中、頭を擦ると、
「大丈夫か?」
翔の声が飛び込んだ。
「あ、ごめん」
いつの間にか寝てしまっていた事に気づく私は翔に振り向く。
「やっぱ疲れてる?」
「ううん。大丈夫」
「しんどかったら言えよ」
「うん。ホント大丈夫だよ」
「みぃちゃんは無理すっからなぁー…」
「それ翔でしょ?」
「俺は無理なんかしてねぇよ。…つか、着いたから降りよ」
そう言われて辺りを見渡すと、丘の上だろうか。
山に囲まれた中に一軒の店があって真っ暗な夜に輝かしいくらいに光るイルミネーション。
車から降りると一気に込み上げてくる寒さに眠さがぶっ飛びそうだった。
「寒っ」
思わず呟いた声に翔は私の手を掴み足を進めて行く。
「みぃちゃんの手、冷てぇな。なんでそんな冷てぇの?」
「さぁ、なんでだろう。翔の手があったかすぎるんだよ」
店に向かう途中、ゴージャスな庭が広がり花壇に敷き詰められている色とりどりの小さな花が光に照らされていて、
「綺麗だね」
思わず出た言葉に翔は私を見下ろし微笑んだ。
ただ、窓の外をぼんやりと眺めてた。と、同時に少しずつ落ちていく重い瞼とともに身体からも力が抜けていく様な感覚に襲われた。
「…ちゃん。みぃちゃん」
遠い記憶から少しずつ聞こえてくる声にぼんやりと視界が広がる。
まだ意識が朦朧とする中、頭を擦ると、
「大丈夫か?」
翔の声が飛び込んだ。
「あ、ごめん」
いつの間にか寝てしまっていた事に気づく私は翔に振り向く。
「やっぱ疲れてる?」
「ううん。大丈夫」
「しんどかったら言えよ」
「うん。ホント大丈夫だよ」
「みぃちゃんは無理すっからなぁー…」
「それ翔でしょ?」
「俺は無理なんかしてねぇよ。…つか、着いたから降りよ」
そう言われて辺りを見渡すと、丘の上だろうか。
山に囲まれた中に一軒の店があって真っ暗な夜に輝かしいくらいに光るイルミネーション。
車から降りると一気に込み上げてくる寒さに眠さがぶっ飛びそうだった。
「寒っ」
思わず呟いた声に翔は私の手を掴み足を進めて行く。
「みぃちゃんの手、冷てぇな。なんでそんな冷てぇの?」
「さぁ、なんでだろう。翔の手があったかすぎるんだよ」
店に向かう途中、ゴージャスな庭が広がり花壇に敷き詰められている色とりどりの小さな花が光に照らされていて、
「綺麗だね」
思わず出た言葉に翔は私を見下ろし微笑んだ。



