「諒ちゃん!!」
私の弾いた声で諒ちゃんはダルそうに視線を私に送る。
「あ?何?」
そう言った諒ちゃんは壁に背をつけて、私をジッと見つめる。
「ねぇ、何で田口先輩なの?」
聞きたかった。
どうして田口先輩がでてくんのか不思議だった。
全然無関係とはいえ、どうして田口先輩が進めたんだろうと思った。
「あー…、ほらアイツ海外で住んでた事あんじゃん?そう言うの詳しいから」
「そーなんだ…」
「どうせお前も何処がいいとか分かんねぇだろ?…だから」
「……」
「さっさと決めちまえよ。本気で行くか行かねぇかはお前しだい」
“じゃあな”
付け加える様にして私に背を向けて階段を駆け下りて行く諒ちゃんの背後を私はボンヤリと見ていた。
私の為に田口先輩まで動いてる。周りの人達を動かしてばかりで本当に申し訳なく思ってしまった。
たった私の夢ごときに…
ママも翔も葵も諒ちゃんも田口先輩まで…
ほんとに申し訳ないと思った。
私の弾いた声で諒ちゃんはダルそうに視線を私に送る。
「あ?何?」
そう言った諒ちゃんは壁に背をつけて、私をジッと見つめる。
「ねぇ、何で田口先輩なの?」
聞きたかった。
どうして田口先輩がでてくんのか不思議だった。
全然無関係とはいえ、どうして田口先輩が進めたんだろうと思った。
「あー…、ほらアイツ海外で住んでた事あんじゃん?そう言うの詳しいから」
「そーなんだ…」
「どうせお前も何処がいいとか分かんねぇだろ?…だから」
「……」
「さっさと決めちまえよ。本気で行くか行かねぇかはお前しだい」
“じゃあな”
付け加える様にして私に背を向けて階段を駆け下りて行く諒ちゃんの背後を私はボンヤリと見ていた。
私の為に田口先輩まで動いてる。周りの人達を動かしてばかりで本当に申し訳なく思ってしまった。
たった私の夢ごときに…
ママも翔も葵も諒ちゃんも田口先輩まで…
ほんとに申し訳ないと思った。



