永遠の絆*

「…そうじゃなくて…」

「じゃあ何?」


そう言ってきた翔はジっと私を身構えた。


「翔が心配…」


ポツリと呟いた言葉に翔は少し目を見開く。

全然私の言ってる事がいまいち分からないかの様に少し目線を落とした。


「何が?」


案の定、翔から出た言葉は私が思ってた通りの言葉で、私は小さく深呼吸をした。


「翔の身体…」


そう呟き私は目を軽く瞑ったまま息を吐き捨て言葉を続ける。


「どこまで悪いのとか全く分かんない。いつも薬飲んでるし…それ見るたびに怖くなるの…」

「……」

「あまりそう言うのって聞かない方がいいのかもって思ってたけど、やっぱ気になるんだよ」

「……」

「私が…私が居ない間に翔が居なくなってたらどうしょうとか…」


“そう言う不安が込み上げてくる”

付け加えるかの様にそこまで言った私は顔にかかった髪を払い耳に掛け、視線を落としたまま息を吐き捨てる。

初めてそう口に出した言葉に私の心臓は何だかバクバクしてた。

でも翔は私の不安とは裏腹に、


「だから勝手に殺すなって」


至って普通だった。