永遠の絆*

「なぁ?食ってんのか?」


黙る私に翔はもう一度問い掛ける。


「…夜はあまり食べないから」

「食えよ。つか、夜だけじゃねぇじゃん。朝もいつも食ってねぇじゃん」

「うん…」

「うんじゃねぇし。…てか俺が悪いよな。食べに連れて行く時間もねぇから…」

「……」

「でも食べないと身体によくねぇよ。みぃちゃんに何かあったら心配すんじゃん」

「じゃあ、私は心配しちゃいけないの?」


気付けば私は口から言葉を滑り出してた。

案の定、翔は何って顔をし、


「何が?」


思ってた通りの言葉を吐き出した。


「だから…私は翔の心配をしちゃいけないのかって…」

「俺の?」

「うん、そうだよ。翔はいつもはぐらかすじゃん。自分の事は何も言わないじゃん」

「……」

「私は、…私は翔の事いつも気にしてんの。翔が薬飲むたびに…飲むたびに怖いんだよ」


何でか分かんないけど焦ってた。

何でか分かんないけど気付けば言葉を吐き出してた。

ただ、目の前に散乱してあったパンフレットが綺麗に整頓されていて、翔が目を通していたって事がすぐに理解出来た。

私が決めた道なのに離れちゃうんだって思う心と、翔が薬を口に含む行動から何だか分かんないソワソワ感が私を襲ってた。