窓から差し込む明かりで目が覚める。
「…いたっ、」
昨日そのままソファーで寝てしまっていた所為で身体がズキズキと痛む。
顔を顰めながら起き上がり、時計に視線を送る。
5時50分。
辺りを見渡すも翔の帰って来た形跡など何もなく、一息ついたまま私は風呂場へと向かいシャワーを浴びる。
髪を乾かしまだ頭も身体も冴えないまま化粧をし、もう一度制服を身に纏った時。
ガチャ…と聞こえた玄関のドアの音で視線がそっちに動く。
「ただいま」
そう言って入ってきたのは申し訳なさそうにする翔の表情。
「おかえり」
返す私に翔は小さくため息をつきながら私の前まで足を進め、フワッと私を抱きしめた。
「ごめん。あっちで寝落ちしてた」
小さく呟いた翔からはお酒の匂いと香水の匂い。
翔が頑張ってた証の匂いが思う存分に伝わってくる。
「もう少し寝てくれば?」
「みぃちゃんと一緒に寝たい」
「学校あるもん」
「休めよ」
「もぉ何言ってんの?これ以上休んだらヤバいでしょ」
クスリと笑う私に翔の苦笑いが返って来る。
「みぃちゃん、すげぇ良い匂いするからこのままずっと抱きしめてたい」
「翔もいい匂いするよ?」
「全然しねぇだろ。酒とタバコしかしねぇわ。…一人にさせてゴメン」
「全然、大丈夫」
そう言った私に翔はフッと笑う。
「嘘でもいいから寂しいって言えよ」
「…言わない」
「言えよ。俺が寂しくなんだろ」
ギュッとさっきよりも私の身体をきつく抱きしめた翔は私の肩に顔を埋める。
寂しいなんてもう口に出したりしない。
寂しい事は前々から分かってた事。
だけど口にだしたらもっと寂しさが増す。
これから先、もっと今より寂しくなるんだから…
でも、私の出した答えは今じゃ間違ってないと…そう思う。
「…いたっ、」
昨日そのままソファーで寝てしまっていた所為で身体がズキズキと痛む。
顔を顰めながら起き上がり、時計に視線を送る。
5時50分。
辺りを見渡すも翔の帰って来た形跡など何もなく、一息ついたまま私は風呂場へと向かいシャワーを浴びる。
髪を乾かしまだ頭も身体も冴えないまま化粧をし、もう一度制服を身に纏った時。
ガチャ…と聞こえた玄関のドアの音で視線がそっちに動く。
「ただいま」
そう言って入ってきたのは申し訳なさそうにする翔の表情。
「おかえり」
返す私に翔は小さくため息をつきながら私の前まで足を進め、フワッと私を抱きしめた。
「ごめん。あっちで寝落ちしてた」
小さく呟いた翔からはお酒の匂いと香水の匂い。
翔が頑張ってた証の匂いが思う存分に伝わってくる。
「もう少し寝てくれば?」
「みぃちゃんと一緒に寝たい」
「学校あるもん」
「休めよ」
「もぉ何言ってんの?これ以上休んだらヤバいでしょ」
クスリと笑う私に翔の苦笑いが返って来る。
「みぃちゃん、すげぇ良い匂いするからこのままずっと抱きしめてたい」
「翔もいい匂いするよ?」
「全然しねぇだろ。酒とタバコしかしねぇわ。…一人にさせてゴメン」
「全然、大丈夫」
そう言った私に翔はフッと笑う。
「嘘でもいいから寂しいって言えよ」
「…言わない」
「言えよ。俺が寂しくなんだろ」
ギュッとさっきよりも私の身体をきつく抱きしめた翔は私の肩に顔を埋める。
寂しいなんてもう口に出したりしない。
寂しい事は前々から分かってた事。
だけど口にだしたらもっと寂しさが増す。
これから先、もっと今より寂しくなるんだから…
でも、私の出した答えは今じゃ間違ってないと…そう思う。



