「いいよ。乗って行きなよ。送るから」
「あ、いや…いいです」
「えっ、何で?乗って行けばいいのに」
断る葵に私は葵の肩をポンと叩く。
「うん、ありがと。でも、寄りたい所もあるし。だから大丈夫だよ」
「そっか」
「うん、じゃあね美咲」
私に手を振って、翔に軽くお辞儀をする葵は手をヒラヒラとさせ背を向けて歩きだす。
その背中をずっと見つめて見えなくなった時、私は翔に視線を向けて助手席に乗り込んだ。
「ってか、どうしたの急に?ビックリするじゃん。しかもこんな所に寸止めって、目立つじゃんか。みんなに見られてるしさ」
「だってここが一番わかりやすかったから」
「もぉ、また変な噂たっちゃうじゃん」
「また?また変な噂ってなに?」
「あー…」
思わず言ってしまった言葉に私は苦笑いをする。
「それって諒也と居っからだろうが。アイツと居たら色んな噂もたつわ」
「よくわかってるねぇ…」
「てか俺との噂されても困る事なんかなんもねぇだろ」
いや、ある意味困るかも。
しかも翔と居る方がいろんな噂が飛び交いそうだけど。
「そうだよねぇー…」
「そうだよねぇー…って濁った言い方すんなや」
ツンとした口調で返してくる翔に私は苦笑いをした。
「で、どうしたの?」
「あー…渡すものがあってさ」
そう言った翔は後部座席に手を伸ばし、そこから紙袋を掴んで私の膝に置いた。
「何これ?」
「スマホ」
「え、スマホ?」
渡された紙袋の中を探ると、説明書に紛れて入っていたのは真っ白な新しいスマホ。
それを手に取ると傷一つもない真新しいスマホだった。
「ほら、みぃちゃん変えたいって言ってただろ?」
「言ったけど…」
確かに昨日、スマホ変えたいなって言ってた。
理由はただ一つ。
ジュンに教えてたから…
もう掛ってこないって思っててもそれが私の中では嫌だった。
余計な人たちとは縁を切りたい。
「あ、いや…いいです」
「えっ、何で?乗って行けばいいのに」
断る葵に私は葵の肩をポンと叩く。
「うん、ありがと。でも、寄りたい所もあるし。だから大丈夫だよ」
「そっか」
「うん、じゃあね美咲」
私に手を振って、翔に軽くお辞儀をする葵は手をヒラヒラとさせ背を向けて歩きだす。
その背中をずっと見つめて見えなくなった時、私は翔に視線を向けて助手席に乗り込んだ。
「ってか、どうしたの急に?ビックリするじゃん。しかもこんな所に寸止めって、目立つじゃんか。みんなに見られてるしさ」
「だってここが一番わかりやすかったから」
「もぉ、また変な噂たっちゃうじゃん」
「また?また変な噂ってなに?」
「あー…」
思わず言ってしまった言葉に私は苦笑いをする。
「それって諒也と居っからだろうが。アイツと居たら色んな噂もたつわ」
「よくわかってるねぇ…」
「てか俺との噂されても困る事なんかなんもねぇだろ」
いや、ある意味困るかも。
しかも翔と居る方がいろんな噂が飛び交いそうだけど。
「そうだよねぇー…」
「そうだよねぇー…って濁った言い方すんなや」
ツンとした口調で返してくる翔に私は苦笑いをした。
「で、どうしたの?」
「あー…渡すものがあってさ」
そう言った翔は後部座席に手を伸ばし、そこから紙袋を掴んで私の膝に置いた。
「何これ?」
「スマホ」
「え、スマホ?」
渡された紙袋の中を探ると、説明書に紛れて入っていたのは真っ白な新しいスマホ。
それを手に取ると傷一つもない真新しいスマホだった。
「ほら、みぃちゃん変えたいって言ってただろ?」
「言ったけど…」
確かに昨日、スマホ変えたいなって言ってた。
理由はただ一つ。
ジュンに教えてたから…
もう掛ってこないって思っててもそれが私の中では嫌だった。
余計な人たちとは縁を切りたい。



