永遠の絆*

諒ちゃんがビニール袋をガサガサして取り出したのは雑誌。

だけど普通の雑誌じゃない。


要するにエロ本…


なんてプレゼント…。

私が居るにも係わらず…じゃなくて、その本をペラペラと捲る諒ちゃんに、


「ちょ、ちょっと待って待って、」


私は諒ちゃんの手を阻止する。


「…んだよ」

「何だよじゃないない。これはダメ、絶対ダメダメ」

「えー、何で?美咲ちゃん。結構イケるよ、これ。なんなら美咲ちゃんも一緒に――…」

「いやいや、見ないから」


田口先輩の言葉を遮って、私は諒ちゃんが持っている雑誌を取り上げビニール袋に突っ込む。


「あー、そっか。お前の前では見んなって事か」


諒ちゃんは何故か自分の言った事に納得する。


「いや違うから。葵が来た時、困るでしょ?」

「大丈夫。隠すから」


だからそう言う問題じゃないから!

諒ちゃんはもう一度、袋をガサガサして何冊あるか分かんない雑誌の表紙を見ていく。

その横で笑ってる田口先輩に私は呆れる。


「おっと、お前…」


そう言って笑いながら諒ちゃんが袋から取り出して来たのは長細い箱。

どう見てもその雑誌と関係のある箱。

ゴムの箱だった。

思わず言葉を失い唖然とする。

昔っから田口先輩はこんなノリだったけど、やっぱ調子が狂う。

ほんと相変わらずだなぁー…