永遠の絆*

「うっわ!マジかよ。そりゃダメだな。あの人マジでかっけーよなぁ。翔さんのルックスに勝てる奴なんかいねぇじゃん」

「まぁな」

「俺の周りで男前回答したら翔さんの名前しか出てこねぇもん」

「まぁそうだけどよ。つかなんだよ、その質問」


ケラケラ笑う諒ちゃんは体勢を変え、胡坐をかいた。


「翔さんか蒼真さんしか出てこねぇの。あ、んでオーラが怖い男回答は蓮斗さんか諒也しか出てこねぇの」

「おいおい、そこに俺いれんなや。蓮斗さんと一緒にすんなや。って、おい美咲!笑うなや、お前」


つい面白くなって笑ってしまった。

睨んでくる諒ちゃんに笑いが止まらなくクスクス笑う。

その蒼真さんと蓮斗さんって人は誰だか分かんないけど、諒ちゃんの事は合ってるから笑いが止まらない。


「ねぇ美咲ちゃん。合ってるっしょ?」

「ま、まぁ…」

「てか俺、振られぞんじゃん。あ、でも美咲ちゃんの友達もなかなかイケてるよな。あの柔らかな感じ可愛いよなぁ」

「え、葵の事ですか?」


直感に(ひらめ)いた私に田口先輩は、うんうんと何回も頷く。


「そう葵ちゃん。あの清楚な感じ。病院プレイとか萌えるだろうなー…」

「つかお前、殺すぞ」


つかさず口を挟んできた諒ちゃんは凄い剣幕で田口先輩を睨み付けた。


「おー怖ぇ…病院内で殺されたらシャレになんねぇわ」


そう言いながら田口先輩は、ポケットからタバコを取り出し1本口に咥える。


「おい、ここで吸うなよ」

「あ?何で?」

「俺が怒られんだからよ」

「お前慣れてんじゃん怒られんの」

「いやいやそう言う問題じゃねぇし。吸うなら休憩所に行け」

「へいへい」


田口先輩は仕方なく口に咥えていたタバコを取り箱に戻す。


「つか、お前はいったい何しに来た」

「あ、そうそう。いやな、ぜってぇーお前ヒマだと思ってよ。…プレゼント持って来てやったぞ。これ、なかなかイケんだわ」


そういってビニール袋を座っている諒ちゃんの膝の上にポンっと田口先輩は置いた。