永遠の絆*

交わす唇に混じって肌に伝わってきたのは翔の手だった。

スッと服の中に入ってきた翔の手は私の肌を優しく撫でる。


その感覚に一瞬、寒気が走った。

分かんなかった。分かんなかった。

寒気が走った理由なんて分かんなかった。


だけど触られて数分、気づいた事があった。

私は…何も感じない。



「ちょ、ま、待って…」


真上になる翔の身体を強く押し、翔の身体を離す。

離れていった翔の唇と同時に肌に感じた翔の手が一瞬にして止まり、翔は表情を崩した。


「ごめ…」


小さく呟いた翔は一息吐き、私から離れる。

離れて座りこんだ翔は無雑作に頭を掻き深く息を吐き捨てた。


「ちが…違うの」


戸惑いながら慌ててそう言う意味じゃないって事を否定する。


「いや、俺が悪い」

「だ、だからそうじゃないの」


何でこんな焦って慌ててるのか分かんなかった。

心臓がいつもより早い気がする。そう思ったのは、


ただ――…


「そうじゃないって?」


…――翔に嫌われるのが恐かった。


だけなのかも知れない。


嫌われたくない。

翔に、嫌われてほしくない。

私も翔に触れたい。

触れて抱きしめたい。


だけど…