行く所なんて何処にもなかった。
ただ結局着いた場所は自分の家で、私は一日の半分以上はベッドで過ごしてた。
何回掛けても繋がらない翔の電話に不安なため息が出る。と、同時に葵に掛けても電話には出る事はなかった。
きっと葵の事だから蹲って泣いてると思う。
でも、だからと言って会いに行こうとは思わなかった。
だって今の私が一人で居たい気分だから、きっと葵も一人でいたいはず…
傍に誰かに居てほしいとか一人になるのが怖かったら、きっと葵は電話をしてくるはず。
でも、それがないと言う事は一人になりたいんだと思う。
「…みぃちゃん、ごめん」
そう言って翔から電話が掛ってきたのは次の日の明け方だった。
学校も行かずママの病院も諒ちゃんの病院も行かずにひたすら寝ていた私は、その翔の声で我に返った気分になった。
「…翔?」
「うん…ごめん。ちょっとバタバタしてて」
「そっか…」
「元気ねぇじゃん。大丈夫か?」
「うん…」
「諒也を刺した奴…」
そこまで言った翔は言葉を止める。
諒ちゃんって名前を聞いた途端また慌ただしく私の心臓が動き出した。
「なかなか見つかんなくて手間取ってた」
続けられた言葉に息が詰まりそうになる。
ただ結局着いた場所は自分の家で、私は一日の半分以上はベッドで過ごしてた。
何回掛けても繋がらない翔の電話に不安なため息が出る。と、同時に葵に掛けても電話には出る事はなかった。
きっと葵の事だから蹲って泣いてると思う。
でも、だからと言って会いに行こうとは思わなかった。
だって今の私が一人で居たい気分だから、きっと葵も一人でいたいはず…
傍に誰かに居てほしいとか一人になるのが怖かったら、きっと葵は電話をしてくるはず。
でも、それがないと言う事は一人になりたいんだと思う。
「…みぃちゃん、ごめん」
そう言って翔から電話が掛ってきたのは次の日の明け方だった。
学校も行かずママの病院も諒ちゃんの病院も行かずにひたすら寝ていた私は、その翔の声で我に返った気分になった。
「…翔?」
「うん…ごめん。ちょっとバタバタしてて」
「そっか…」
「元気ねぇじゃん。大丈夫か?」
「うん…」
「諒也を刺した奴…」
そこまで言った翔は言葉を止める。
諒ちゃんって名前を聞いた途端また慌ただしく私の心臓が動き出した。
「なかなか見つかんなくて手間取ってた」
続けられた言葉に息が詰まりそうになる。



