永遠の絆*

「脱げ」

「…は?」

「脱げっつってんだよ。そんなにヤりたかったら俺が代わりにヤってやっから早く脱げ」


翔はベッドに向かって足を進め、私との距離を縮める。


何言ってんの、この男。


上半身裸になった翔は私の前まで来ると私を押し倒し私の肩に顔を埋めながら右手で器用にシャツのボタンを外していく。

その細身の筋肉質の綺麗な身体に一瞬でも目が奪われてしまった私は相当馬鹿だった。


やばい。

この男に流されてしまう。


素肌に翔の手が触れた時、私の止まっていた意識はハッと戻り勢い良く翔の身体を押し払い、私は起き上がって声を上げた。


「いい加減にして!誰もヤりたいなんて言ってないじゃん!!」

「ヤりたいからアイツと一緒にいたんだろうが」

「そんなんじゃねぇよ!!私はただ金が欲しいだけなんだよ。邪魔してんじゃねぇよ!!」

「金の為ならヤれんのかよ」

「だったら何だよ。アンタみたいに呑気に生きてねぇんだよ!!こっちは必死なんだよ!何も分かってねぇくせに急に現れて引き止めてんじゃねぇよ!!」


大声をだした所為で、私の呼吸は一気に荒れ、私の声が部屋に反響する。

こんな男にそんな事、言われる筋合いなんて何もない。


余計な事、しないでよ。

ほんと、迷惑。