「下、行っとけ」
「…諒ちゃんは?」
「まだ、終わってねぇし」
「は?何言ってんの?…ってか、諒ちゃんは関係ないじゃん。終わってないのは私だよ!!」
声を上げて見上げると諒ちゃんは顔を顰めたまま私を見下ろし、軽く背中を押す。
その所為で数歩進んだ私に、
「うるせっ、」
そう面倒くさそうに小さく呟くと同時に、バンっと閉まった扉で私の視界はいっぱになった。
「え、ちょ、何で閉めんだよ!ちょ、諒ちゃん!!」
叫んでドアをバンバン叩く私の事なんて関係ないって感じで、諒ちゃんは強く中からドアを押して開くのを防ぐ。
「ねぇ、諒ちゃん開けろって!!ねぇ、諒――…」
「美咲っ!!」
叫んでる私の声を遮って耳に届いたのは聞きなれた声。
その声でバンバンと勢いよく叩いてる私の手は必然的に止まる。
ドアに手を付けたまま、ゆっくり後ろを振り返り柵を越えて見下ろすと、壊れかけのチカチカしている電灯の前で立っている葵が居た。
「…葵」
「美咲、…ごめん。美咲の事が心配で…だから…」
言葉を詰まらせながら気まずそうに小さく呟く葵はソワソワしながら視線をゆっくりと落としてく。
「…諒ちゃんは?」
「まだ、終わってねぇし」
「は?何言ってんの?…ってか、諒ちゃんは関係ないじゃん。終わってないのは私だよ!!」
声を上げて見上げると諒ちゃんは顔を顰めたまま私を見下ろし、軽く背中を押す。
その所為で数歩進んだ私に、
「うるせっ、」
そう面倒くさそうに小さく呟くと同時に、バンっと閉まった扉で私の視界はいっぱになった。
「え、ちょ、何で閉めんだよ!ちょ、諒ちゃん!!」
叫んでドアをバンバン叩く私の事なんて関係ないって感じで、諒ちゃんは強く中からドアを押して開くのを防ぐ。
「ねぇ、諒ちゃん開けろって!!ねぇ、諒――…」
「美咲っ!!」
叫んでる私の声を遮って耳に届いたのは聞きなれた声。
その声でバンバンと勢いよく叩いてる私の手は必然的に止まる。
ドアに手を付けたまま、ゆっくり後ろを振り返り柵を越えて見下ろすと、壊れかけのチカチカしている電灯の前で立っている葵が居た。
「…葵」
「美咲、…ごめん。美咲の事が心配で…だから…」
言葉を詰まらせながら気まずそうに小さく呟く葵はソワソワしながら視線をゆっくりと落としてく。



