永遠の絆*

一瞬、何で諒ちゃんが居るのか分かんなかった。

どうしてこの場所が分かったんだろうって思った。

暫く頭の回転が鈍かったのか今の状況を把握できないかの様に、私はただ立ち止まったままだった。

だけどそんな中、今までの経緯を辿っていくと――…


葵に辿り着いていた。


あぁ、そっか。葵が言ったんだ。

あれほど秘密って言ったのに…と思うと何故かため息が出てた。


「おい、美咲。服着ろ」


そう言って諒ちゃんは下に落ちているブラウスを手に取り、私の頭に無雑作に被せる。


「…来ないでよ」


被せられたブラウスをゆっくり手で取ると同時に私は小さく呟く。

決して諒ちゃんが嫌とかじゃない。

ただ、私の領域に踏み込んでほしくなかったから。


「あ!?お前、誰に向かって言ってんだ?早く着ろっつってんだろうが!!」


諒ちゃんはここぞと言っていいほど私を睨み付ける。

その表情が物凄く怒ってる。

顔を顰めたまま、とりあえずブラウスに腕を通そうとした時、


「今からなんじゃねぇの?」


背後に居た男は薄ら笑って、私の腕を強く掴んでベッドがある方に押し倒し、


「…痛っ、」


私の口から小さく声が漏れた。