永遠の絆*

怖い。

絶対この男どうにかしてる。


恐怖心とか全く感じない私だけど、さすがに何かに襲われた感覚が肌に沁み、嫌な汗が背中を伝う。

私の所為だなんて…ありえない。

私がいつ何したっつーんだよ!!


「…例え死にたくてもアンタと一緒になんか死にたくない」


そう吐き捨ててすぐ息を飲み込み、さらに私は口を開く。


「それに、もう…アンタとは関わらないし関わりたくもない」

「だったら交換条件になってねぇよ?」


低く呟かれた声は、まるで死んでいるみたいでジュンはさらに私の顔を覗き込む。

その見つめられた視線があまりにも怖く感じた。

そしてジュンは頬を緩めた。


「美咲が好き」

「間違ってる、こんなの…」

「なにが?」

「あんたのやり方は間違ってる」

「って言うかさ、俺らは出会った初めから間違ってんだよ?」


自業自得だった。

ジュンが言ったことが正論だった。

私たちは初めから間違った過ちを繰り返していただけ。

私が犯した過ちだって事くらい分かる。

ジュンと供にしたのだって、たんなる私の欲がでたから。

そうするしかなかった、あの頃は…


別に身体を売る事になんの罪悪感さえも何も無かった。

ただお金が入ればいいと思ってた。


ただ、それだけ思ってた。


「もう…好きにしなよ」


もう…どうでも良くなった。

別に売るの慣れてるし身体買われるのも慣れてる。

今更拒否ったって…どうなる訳でもない。

それが昔からの私の口癖。

今もまだ変わってないなんて愚かだな…私。


視線を落として小さく呟いた私は、自分のブラウスのボタンに手を掛ける。

ゆっくりと一つ一つボタンを取り、私はスッとブラウスを脱ぎ捨てた。