永遠の絆*

「ちょっと!!」


ジュンを見て声を上げる。

その声に反応したジュンは視線をゆっくり私へと送る。

その死んでる様に見つめてくるジュンの目にゾクっとした。


「何?」


ジュンは平然と声を出す。


「何じゃねぇーよ!!」


いてもたっても居られなくなった私は、勢いよくその場から離れジュンの傍にへと近づき胸ぐらを掴む。

そんなジュンは汚れな目で私を見下ろして、


「だったら一緒に死ぬ?」


訳の分からない事を口にし、ジュンの掴んでいる胸ぐらからゆっくり手を下げた。

今日のジュンはいつもと違うかった。

いや、いつもどんなのか知らないけど、今まで会った中で一番おかしいと感じた。


「は?何言ってんのアンタ…」

「一人が怖かったら一緒に死んでやるよ?」

「ちょ、意味分かんない事言ってんじゃないよ。アンタ、頭おかしいんじゃない?」

「つか、こうさせたのもお前の所為じゃん」

「は?何で私の所為なんだよ」

「美咲が俺の事、避けっから。愛してんのにな…」


そう言ってジュンは私の髪に触れる。

ゆっくりと撫ぜられるその感触に鳥肌が立つ。

そしてさらにジュンは口を開いた。


「別に…生きててもつまんねぇーし、美咲と一緒なら死んでもいいなーって」

「ってかアンタ…どうにかしてる」

「だからそうさせたのはお前だって」


“辛いんだったら一緒に死の?”


そう付け加えられた言葉に、寒気が走り私は勢いよく触れてくるジュンの身体を押した。