永遠の絆*

口から漏れた言葉と同時に私はすぐに後ろを振り返ると、眉間に皺を寄せた翔が立っていて思わず私は目を見開いた。

え、ちょっとなに?


「何やってんだ?」


翔は冷たい低い声を出し、私を見下ろす。

香水の香りがやけに鼻の奥を突き刺し、細身のスーツを綺麗に着こなしている翔に思わず思考が停止した。


なんで、こんなところでスーツなの?


翔は自分の方に私を引き寄せ、その力強さでハッと我に返り私は翔を睨み付ける。


何って、あんたこそ何してんだよ!

係わんないでって言ったはずでしょ?


「ちょっ、離してよ!」


今だに掴まれている腕に視線を落とし、私は声を張り上げる。


「無理」


そう言われた瞬間、またもや私の眉間に皺が寄った。