「葵は?葵はどこ?」
振り返ってそう言った私にジュンは、
「奥にいる」
そう真顔で応える。
だからその態度が無性にイラっとした。
「どう言うつもりか知んないけど葵を傷付けるような事だけはしないで!!連れて帰るから」
ジュンを睨み付けてそう吐き捨て、未だに掴まれているジュンの腕を払いのけた瞬間――…
「何すんだよ!!」
ジュンが私を壁に押し付けた所為で私は声を上げていた。
私の目の前にはジュンの顔。
私を身動きとれないようにと両腕を後ろの壁に押し付け行き場を無くす。
押し付けられた所為で背中に密着している冷たい壁が何だかヒヤッとして気持ち悪かった。
「何しに来た」
そう冷静な低い声で呟いたジュンは私の髪を指に絡める。
だから思わずその方向に私の視線が向かった。
「何しにって葵を連れ戻しに来た」
髪から視線を戻してジュンを睨み上げる。
「無理」
「は?」
「交換条件ってのがあんだろ?」
「何よそれ。意味分かんない」
「じゃあ、教えてやろうか?」
そう言ったジュンは嘲笑し、私の頬に軽く手を添え滑らせた。
振り返ってそう言った私にジュンは、
「奥にいる」
そう真顔で応える。
だからその態度が無性にイラっとした。
「どう言うつもりか知んないけど葵を傷付けるような事だけはしないで!!連れて帰るから」
ジュンを睨み付けてそう吐き捨て、未だに掴まれているジュンの腕を払いのけた瞬間――…
「何すんだよ!!」
ジュンが私を壁に押し付けた所為で私は声を上げていた。
私の目の前にはジュンの顔。
私を身動きとれないようにと両腕を後ろの壁に押し付け行き場を無くす。
押し付けられた所為で背中に密着している冷たい壁が何だかヒヤッとして気持ち悪かった。
「何しに来た」
そう冷静な低い声で呟いたジュンは私の髪を指に絡める。
だから思わずその方向に私の視線が向かった。
「何しにって葵を連れ戻しに来た」
髪から視線を戻してジュンを睨み上げる。
「無理」
「は?」
「交換条件ってのがあんだろ?」
「何よそれ。意味分かんない」
「じゃあ、教えてやろうか?」
そう言ったジュンは嘲笑し、私の頬に軽く手を添え滑らせた。



