永遠の絆*

「美咲から電話あったの、その帰りだったの。諒也先輩から避けて話してたんだけど、私が戻るのが遅いからって見に来たんだ」

「そう…」

「私も少しテンパっちゃって、顔に出てたみたい。隠してたんだけど、言えって何度も言われて…」

「……」

「ごめんね、美咲」

「いいよ。私が悪いんだし」

「美咲じゃないよ。私が言ったから」


葵は気にしてるのか、眉を少し下げて視線を落とした。


「もういいよ。もう終わった事だし。それよかさ、葵…」


葵は下げていた視線をゆっくりと上げ、私を見て首を少し傾げる。


「ん?何?」

「諒ちゃんとママの病院に行ったんだね」

「あ、うん」

「ありがとね」

「ううん。美咲のママ元気そうだったよ?」

「うん。さっき行って来た。荷物あったし」

「あぁ、そっか…」


葵は思い出した様にそう小さく呟く。