「分かるよ。諒ちゃんが言いたい事くらい分かる。だけど、私の所為で苦しめたくないの」
「……」
「現に今、諒ちゃんだって私の事、面倒くさいって思ってんじゃん。私の為にいちいち動いて――…」
「だから面倒じゃねぇって」
「普通なら思うよ。人の為にいちいち動くのって面倒じゃん」
「……」
「今だって諒ちゃん友達待たせてんのにさ、私の所為で立ち止まってんじゃん。そう言うのって面倒じゃん。普通なら皆思うよ」
「じゃ、俺は普通じゃねぇから思わねぇな」
「……」
そう言って諒ちゃんは今まで持っていた通帳をペラペラと捲り始める。
その動いていた手がピタっと止まると、その開けたページを私に見せてきた。
そこに記載されている金額。
丁度500万円。
「面倒だとか思ってたらここまで貯められねぇよ。お前の事嫌いだったらここまでしねぇよ」
「……」
「人の役に立ちたいって思うのが当たり前なんじゃねぇの?お前の事、心配してっからここまでできんだろ」
「……」
「俺だって面倒くさいって思ってんだったら、わざわざお前と話しなんかしてねぇよ。お前となんかと係わってねぇよ」
「……」
「そんな事でいちいち話する方が面倒くせぇよ。今この状況が一番めんどくせぇわ」
「……」
「お前だって葵の事になると動いてんだろうが。お前が思ってるほど皆なんも思ってねぇよ」
「……」
「思ってたらとっくにお前とはつるんでねぇよ」
そう言って諒ちゃんは私の手を掴み持っている通帳を握らせる。
「……」
「現に今、諒ちゃんだって私の事、面倒くさいって思ってんじゃん。私の為にいちいち動いて――…」
「だから面倒じゃねぇって」
「普通なら思うよ。人の為にいちいち動くのって面倒じゃん」
「……」
「今だって諒ちゃん友達待たせてんのにさ、私の所為で立ち止まってんじゃん。そう言うのって面倒じゃん。普通なら皆思うよ」
「じゃ、俺は普通じゃねぇから思わねぇな」
「……」
そう言って諒ちゃんは今まで持っていた通帳をペラペラと捲り始める。
その動いていた手がピタっと止まると、その開けたページを私に見せてきた。
そこに記載されている金額。
丁度500万円。
「面倒だとか思ってたらここまで貯められねぇよ。お前の事嫌いだったらここまでしねぇよ」
「……」
「人の役に立ちたいって思うのが当たり前なんじゃねぇの?お前の事、心配してっからここまでできんだろ」
「……」
「俺だって面倒くさいって思ってんだったら、わざわざお前と話しなんかしてねぇよ。お前となんかと係わってねぇよ」
「……」
「そんな事でいちいち話する方が面倒くせぇよ。今この状況が一番めんどくせぇわ」
「……」
「お前だって葵の事になると動いてんだろうが。お前が思ってるほど皆なんも思ってねぇよ」
「……」
「思ってたらとっくにお前とはつるんでねぇよ」
そう言って諒ちゃんは私の手を掴み持っている通帳を握らせる。



