「ううん…」
「言い忘れたんだけど、ソファーの上に紙袋あんの分かる?」
そう言われて視線を送ると、薄い茶色の紙袋が目についた。
「あー…うん」
「それ諒也が渡しとけっつーから…ってか、もしくわ葵ちゃんか」
「…葵?」
「ま、とりあえず持って帰れよ」
電話を切った後、茶色の手提げ袋の中を私は覗いた。
「ってか、これって…」
思わずそう呟き、ため息がでる。
中には綺麗に畳んであるママの衣類。
どうみても洗濯物。
「つーか、何でよ…」
何回か持ち帰った事はあった。
だけどママは、美咲も忙しいからいいよって、病院で洗濯はしてた。
ここにこうやってあるって事と洗濯しろって言う事は、それを持ってママに会いに行けって事か…
それを魂胆に考えたのは翔でも葵でもなく、諒ちゃんだ。
あんな遊び人でもそう言う事に対しては根はしっかりしてる。
思わず深いため息が零れる。
とりあえずパンを口にした後、私はその紙袋を抱えて家まで帰った。
「言い忘れたんだけど、ソファーの上に紙袋あんの分かる?」
そう言われて視線を送ると、薄い茶色の紙袋が目についた。
「あー…うん」
「それ諒也が渡しとけっつーから…ってか、もしくわ葵ちゃんか」
「…葵?」
「ま、とりあえず持って帰れよ」
電話を切った後、茶色の手提げ袋の中を私は覗いた。
「ってか、これって…」
思わずそう呟き、ため息がでる。
中には綺麗に畳んであるママの衣類。
どうみても洗濯物。
「つーか、何でよ…」
何回か持ち帰った事はあった。
だけどママは、美咲も忙しいからいいよって、病院で洗濯はしてた。
ここにこうやってあるって事と洗濯しろって言う事は、それを持ってママに会いに行けって事か…
それを魂胆に考えたのは翔でも葵でもなく、諒ちゃんだ。
あんな遊び人でもそう言う事に対しては根はしっかりしてる。
思わず深いため息が零れる。
とりあえずパンを口にした後、私はその紙袋を抱えて家まで帰った。



