永遠の絆*

葵の身体は微かに震えてて、その震えが本当に焦っている事を示している。

次第にすすり泣く声も聞こえ、葵は私の肩に顔を埋める。


思ってもみない衝撃にぶつかった私は返す言葉すら見つからなくて、とりあえず1週間待つ事しか思い浮かばなかった。


時間が経ち、1時間目の始まりのチャイムもとっくに鳴り、教室に行く事すら出来ずに私は葵の頭を撫でる事しか出来なかった。

こんな時って何て言えばいいんだろう。

こんな時って、どうすればいいんだろう。

悩んでるからこそ私に言ってんのに何も出来ない自分が相当に悔しく思った。


落ち着いた頃に教室に戻ったけれど、葵は放課後になるまでひたすら机に顔を伏せていた。


「…大丈夫?」


私は葵の側まで行き机をポンと叩く。

大丈夫じゃないくらい分かっているけれど、私はその言葉しかかけられない。

ゆっくり顔を上げ軽く頷く葵の視線と同じようにする為、私は机の前にしゃがみ込んだ。


葵の顔が相当に疲れている。

瞳に赤みをおび、今にでも涙が落ちそう。