永遠の絆*

変な不安が何度も頭の中を過る。


「はいよ」


暫くたって翔の声とともに目線を上げると、翔はテーブルにマグカップを置いた。

マグカップの中からは温かいミルクティーが注がれていて湯気がフワフワと出ている。

そのマグカップから翔に目線を送ると、翔はソファーに腰を下ろしタバコを咥えた。

カチッと火を点る音が聞こえ、未だ立ち尽くしてる私に翔はコンコンとテーブルを叩く。

そして翔はタバコを咥えたまま反対側の人差し指でソファーを指した。


きっと座れと言う合図。


でも、私の身体は動かず何分か分からないくらい立ったままだった。

考える事は、何言われるんだろ。とか、どうやって帰ろうかって事ばかりだった。


「…みぃちゃん」


暫く経った後、翔は深いため息を吐き捨て、私の名前を呼ぶ。

ボーっとしてた私はその声でハッとし、徐々に落ちてた目線を上げた。


「座れって」


そう言われた言葉に私はやっと渋々ソファーに腰を下ろす。

テーブルに置かれているマグカップは相当な時間が経ったのか湯気はほとんど出ていなかった。

それを見て、何分私は経ち尽くしていたんだろって思いながら、マグカップをずっと見つめてた。