近づくたびに見えてくるのは色とりどりに光っている電球。
その光だけでこの辺りを明るくしているってほどの明るさ。
駐車場には夜中なのにも関わらず埋まるくらいの車が停まっていた。
ジャラジャラと音を響かせ、ポップな音楽が中から反響している。
「…パチンコ」
「え?」
「パチンコみたい」
「分かった。パチンコね。じゃあ、誰かに言ってみる」
「ゴメン、こんな時間に」
「いいよ。あ、美咲、そこに居てよね」
「うん」
電話を切った後、私はパチンコ店の外にあるベンチに腰を下ろした。
少し離れた所にある出入り口が開くたびに物凄い音が響く。
その所為で時々、耳がジンジンと痛かった。
どれくらい経ったのかも分からない時だった。
手に持っているスマホが震えだし、私の肩が少し上がる。
どうやら一通のLINEが送られてきていて、
“ごめん、美咲…”
訳の分からない葵の文字に首を傾げた。
「誰もいないって事?」
小さく呟き、私は葵の番号を表示させボタンを押そうとした瞬間だった。
数メートル離れた私の前に一台のセダンが停まり、何気なく顔を上げた私の顔色がだんだんと悪くなっていくのが自分にでも分かった。
その光だけでこの辺りを明るくしているってほどの明るさ。
駐車場には夜中なのにも関わらず埋まるくらいの車が停まっていた。
ジャラジャラと音を響かせ、ポップな音楽が中から反響している。
「…パチンコ」
「え?」
「パチンコみたい」
「分かった。パチンコね。じゃあ、誰かに言ってみる」
「ゴメン、こんな時間に」
「いいよ。あ、美咲、そこに居てよね」
「うん」
電話を切った後、私はパチンコ店の外にあるベンチに腰を下ろした。
少し離れた所にある出入り口が開くたびに物凄い音が響く。
その所為で時々、耳がジンジンと痛かった。
どれくらい経ったのかも分からない時だった。
手に持っているスマホが震えだし、私の肩が少し上がる。
どうやら一通のLINEが送られてきていて、
“ごめん、美咲…”
訳の分からない葵の文字に首を傾げた。
「誰もいないって事?」
小さく呟き、私は葵の番号を表示させボタンを押そうとした瞬間だった。
数メートル離れた私の前に一台のセダンが停まり、何気なく顔を上げた私の顔色がだんだんと悪くなっていくのが自分にでも分かった。



