歩くたびに心臓が慌ただしかった。
もし、この角を曲がった瞬間にジュンが居たらどうしょうとか、そんな事を思っているとまた身体が震えだし思うように前に進めなかった。
路地を出た頃には結構な時間が掛ってたと思う。
その間、私も口を開かなければ、葵も言葉を掛けてはこなかった。
路地を出て散らばるように光る明かりに目を顰めた。
左右に視線を向けると、よく分かんない場所。
バイト先から走って来たから、そう遠くはないと思う。
だけど、いつもバイトが終わるとこの辺を歩くことなんてないから、私には全く分からなかった。
ただ見える先に光っているのは“7”って文字が赤く点滅で光っている。
「…何だろ、あれ」
「ん?何かあった?」
思わず出た言葉に葵は言葉を返す。
「7って見える」
「ん?なな?」
「うん。数字の7。赤色で点滅してる」
「他は?」
そう言われて辺りを見渡すものの得に何もなく、
「得にない。ただ、私のバイト先辺り」
私は葵にそう告げた。
もう時間が時間なのか、散らばる明かりは少なく自分の居場所すらまともに言えない。
「美咲、バイトしてたんだ。…ねぇ、7って何の店なの?」
「さぁ…」
「さぁって…。ねぇ、美咲、そこまで行けないの?遠い?」
「いや、遠くはない」
「じゃあ、その店確かめてみて?そこが分かれば何とか分かるかも」
「うん」
私は葵に言われた通りその7って光っている所まで足を進めた。
もし、この角を曲がった瞬間にジュンが居たらどうしょうとか、そんな事を思っているとまた身体が震えだし思うように前に進めなかった。
路地を出た頃には結構な時間が掛ってたと思う。
その間、私も口を開かなければ、葵も言葉を掛けてはこなかった。
路地を出て散らばるように光る明かりに目を顰めた。
左右に視線を向けると、よく分かんない場所。
バイト先から走って来たから、そう遠くはないと思う。
だけど、いつもバイトが終わるとこの辺を歩くことなんてないから、私には全く分からなかった。
ただ見える先に光っているのは“7”って文字が赤く点滅で光っている。
「…何だろ、あれ」
「ん?何かあった?」
思わず出た言葉に葵は言葉を返す。
「7って見える」
「ん?なな?」
「うん。数字の7。赤色で点滅してる」
「他は?」
そう言われて辺りを見渡すものの得に何もなく、
「得にない。ただ、私のバイト先辺り」
私は葵にそう告げた。
もう時間が時間なのか、散らばる明かりは少なく自分の居場所すらまともに言えない。
「美咲、バイトしてたんだ。…ねぇ、7って何の店なの?」
「さぁ…」
「さぁって…。ねぇ、美咲、そこまで行けないの?遠い?」
「いや、遠くはない」
「じゃあ、その店確かめてみて?そこが分かれば何とか分かるかも」
「うん」
私は葵に言われた通りその7って光っている所まで足を進めた。



