永遠の絆*

色んな感情が奥底から湧き上がってきそうだった。

シーツをギュっと握り締めて唇を噛み、ベッドに顔を埋める。


苛立ち…
悲しみ…
自分への憎さ。


込み上げてくるのは罪悪感ばかりで…。

だけど、涙一滴すら出てこなかった。

だから余計に自分が皮肉に思えた。


暫く経った後、ベッドから抜け出し私はシャワーを浴びる。


気持ちが悪い。

吐きそう。


全て消し去るように、肌が痛くなるほど皮膚を擦り、全身を洗った。


シャワーを浴び終えた後、ホテルを出て鞄の中から何気なくスマホを取り出す。

そして画面を見た瞬間、私の身体は強張った。


画面に映る不在マークを暫く見つめ、少し震えた指先でボタンを押す。

思ってた通り目に入ったのは翔の名前で、私は消し去るように無造作にスマホを鞄の中に押し込んでた。


もう、翔には会えない。

会えないんじゃなくて、もう会わない。


だって、もう会う資格すらないから…

それに翔だって、特定の女の人は沢山いるはず。


翔の事、忘れられたらどんなに楽なんだろう。

もう忘れたい――…