永遠の絆*

家に帰って、何もかも忘れるようにシャワーを浴び、もう一度制服を身につけた。

ボストンバックにママの服を詰め込む。

何を持って行っていいのか分からなくて、必要な物を思い浮べて、とりあえず全部鞄の中に詰め込んだ。


そのボストンバッグとスクール鞄を持ち私はもう一度病院に向かった。

病室に入ると、まだママは目を閉じていて私は暫くママの側にいた。

一度は起きたのだろうか。

あれから眠りっぱなしなのだろうか。


学校へ行こうと思って制服を着てきたけど、やっぱし行く気にはなれなくてママの病院を出た後、繁華街へと向かってブラブラあてもなく歩いた。

そしてその後バイトへ行った。


だけどやっぱし心ん中がすっきりしなくてバイトさえも(はかど)らなかった。

もぬけの殻ってこう言う事を言うんだろうか。

心が空っぽ状態。

力が抜けて虚ろになったような精神状態。


なにもかも考えたくない。


そんな日がずっと続き学校も行かずブラブラする日々が続き、葵の電話も翔からの電話も1回も出る事はなかった。

むしろ、翔とは話したくないし、今は見たくない。


次第にそんな毎日すらもつまらなくなって、自分が見失いそうになっていく。

そんな日が少し続いた後、私を狂わす一枚の葉書がポストに入ってた。