永遠の絆*

パイプ椅子にギシッと音をたてて座り、ベッドに顔を伏せた。

いつか翔が言っていた事が頭の中を駆け巡り、小刻みに身体が震えた。

“自分の事に気付いてたのに病院に行ってなくて倒れた時には手遅れだった”


嫌なぐらい駆け巡って、抑えようとしてた感情が表に出て来て、それが涙に変わってた。

一睡も出来なかった。


ただベッドに顔を伏せたままで眠る事さえ出来なかった。


ママは疲れてんのか一度も目を覚ます事はなかった。

スクール鞄の中に入っているスマホが何度も何度も鳴っていた。


だけど私は出る気にもなれず、その密かに聞こえてなり続ける音に耳を傾けながらずっと聞いてた。


ママの服、持って来なきゃなんない。

一旦帰ってもう一度来なきゃ行けない。


そう思って、何時か確かめようと鞄の中からスマホを取り出し、明るくなった画面を見つめた。


5:53。


それと同時に目に入ったのは不在マークとLINEのマークだった。